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普通、ロジカルというと、ある事柄を筋道によって白黒判定し、その部品を積み重ねて、結論に至るようなイメージだと思う。
しかし、身体の制御は非常に精妙かつ、有機的(文字通り!! )なものであるので、白黒判定するよりも、グレーゾーンのままに観察していくことが望ましい。

白黒がつく、というのは、いわば裁判のような形式で、グレーでは困るときの便宜なのだ。
実態はつねにグレーのせめぎあいなのである。

身体はロジックに先行する。

グレーゾーンをグレーのままに受けとめ、観察を積み重ねていく。
そこから飛躍的、直観的な認識に至るというのは、裁判よりは芸術の感性に似ているだろう。

しかし、それを言葉の認識に落としこんだときには、ロジックと呼んでいいと思う。
身体のロジックはたいへんに多層的なものだ。

このロジックの理解が広がれば、たとえば社会について論じるときでも、視点がより柔軟に移動して、多彩な解決が見出せるようになると思う。

身体のロジック

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