▪自分自身の驚異的体験
このサイトのシンクロームの体験談にはすばらしいものがたくさんある。実名で公開を許してくれている人もいるが、あるいはそれでも証明性は低いと感じている人もいるかもしれない。
今回は自分自身のものなので、証拠の画像も含めて、遠慮なく開示できる。
画像を見ていただきたい。
今年2015年の6月10日にγ-GTPが1500以上あった(他の数値もあれこれレッドゾーン)。
それが8月4日までの2か月で51まで下がったことがわかる。
これが周囲の人を驚かせているので、経過を書きとめておく。
表題の通りこの間、薬は吞んでいない(厳密にいうと最初の2日ほど吞んだが、やめた)。
わたしは基本的に数値で自分の健康を管理しないし、健康診断も受けないので知らなかったが、1500はかなり驚異的な数値らしい。
そもそも1500という数値が医療ライターをやっている友人が「聞いたことない」という瞬間風速的な高さのようだ。
わたしは診断が出たとき、これは高そうだな、と思ったが、精神的に萎縮しそうなので、検索して調べることをしなかった。
γ-GTPは、今になって調べてみると、100を越えたら医者に行け、と書いてある。
200を越えたら肝炎や胆道ガンや肝硬変を疑えと書いてある。
500を越えると急性アルコール肝炎、閉塞性黄疸、肝内胆汁鬱滞などが疑われるという。
1,000を越えるケースは書いてない。
僕の場合は黄疸が出ていた。
胆汁が流れない事態もあったのではないかと思う。
とにかく発端から書いていこう。
▪体調を崩した話の前に
最初に断りを入れなければならない。
治った自慢はいいが、そもそもそこまで体調を崩すのがおかしいではないか、という人もいるだろう。
お説の通りである。壊れないにこしたことはないが、しかし、体調を壊さない人はいない。人の健康は壊れては立て直すのだ。
健康は、寸胴鍋や金太郎飴のように同じ状態が続くことではない。竹がしなって元の位置に戻るように、快適に活動できる状態に還ってくることだ。
そして、その往復を経験した分、身体はきれいになり、賢くなっている。一つの旅をしたようなものだ。旅人は何かを持ち帰る。
生きていることは、スパイラルを描いて前進していくことである。決して同じところには戻らない。
発熱した、風邪をひいたといっては薬を飲んでいては、この感覚はわからない。
この話を書くのは、薬に頼らなくても、自分の身体を守る方法はたくさんあると知ってもらうためだ。
続く。